適応力

今後、人工知能が人間の仕事を奪うだとか、ロボットが奪うだとかが取りざたされはじめてすでに随分たつような気がします。
実際に自分の身の回りを見回してみて、本当に人工知能やロボットによって仕事が奪われ、大変な目にあっていますか?また、知人や友人、家族や親戚のうちでそのような目に遭っている人はいますか?

その昔、はじめてテクノロジーによる大規模な社会的な革新が起きた時、機械によって織物を作ることが可能になった時に、機械を破壊する運動が起きました。しかしながら、実際に起きたことといったら、機械に仕事を奪われて、毛織物を作る仕事がなくなることではなく、機械によって仕事の内容が変わり、総じて生産力が向上したことによって、所得が向上しました。

その際にもっとも恩恵を受けたのは、機械を破壊する運動を起こした人ではなく、これらの変化に対応し、これから起きる社会の変化を見抜いて行動した人たちでした。

みなさんがこれから、何をやるべきなのか、そして何をしない事がかしこい選択なのか、直感的につかめているからこそこの文章を読んでいるのだと私は信じています。

これから先、定期的に書き綴っていく短い文章では、これらの世の中の動きに対して、より具体的にどういうふうに感じ取り、対応していくべきかについて語っていきたいと思っています。

今後また他のメンバーにはより具体的かつ実践的なスキルや、ノウハウの断片を見せてもらう事で、日々の学びにつながるようなコラムを、提供していけたらと思います。

(社内報で利用するために書き下ろした文章)

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