マイルストーンの意識

大きなマイルストーンをイメージすることからはじめなければいけない。

例えばプロジェクトのローンチまで、どのようなフェーズがあるのか。

単純な開発プロジェクトのPMの目線で考える範囲として、
予算の配分、期間の配分、スケジュールのチェックをまわすために、すごくざっくりだと

・要件定義

プロジェクトに課された使命を明らかにする。
達成すべき要件を確定する。
(達成する必要のない要件も同時に明確にしてメンバーに周知する必要もある)

・設計

要件を満たす成果物を定義する。
成果物が何であり、どのようになっているべきか定義する。
機能設計や詳細設計の段階では、担当技術者に設計を記載させる。

・開発

設計に基づいた開発を行なう。

・単体テスト

各開発物が設計に応じた動作を行なえるかについてテストを行なう。

・結合テスト

単体動作を満足した開発成果物が関連する開発成果物と結合して動作するかテストを行なう。

・総合テスト

結合動作を満足した開発成果物全体が当初与件と要件を満足して問題なく動作するかさらなるテストを行なう。

くらいなものだろう。

これらをプロデュースする観点にたって見れば、

・顧客は誰なのか
・どういった商品としてのCIを確立させるべきなのか
・またそれに見合ったプロモーション戦略はどのように行なうべきか
・コンプライアンスは満足されているのか
・事業として成立するために、どの程度の売り上げをどのタイミングまでに達成しておくべきなのか
・目標の売り上げを達成するためにどの程度販促予算をかけるのか

これらをはじめとした諸問題をいつ、どのように実施するのかなど情勢に応じたかなり流動的な事象へ対応する能力が求められてくるのだろう。

単純にわかりきった道程に対してマイルストーンを置くという事柄より、より不明確な対象に思えると、マイルストーンを置く事自体が難しくなってしまう。

ただ、そこに「必然性」さえ見いだせれば、強制的にそれは叶うとも思える。
必然性を巻き起こす努力が、前進する力になるのだと信じて行動を続けるしかないだろう。

どこまで行っても、「射撃しつつ前進」なのだろう。








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